pythonには、設定ファイルを読み込むのに便利なconfigparserというモジュールが配布されています。
そのconfigparserを使って設定ファイルを読み込んでいきます。
環境
- python 3.7.1
- configparser 3.5.0
configparserモジュールのインストール
pipでconfigparserをインストールします。
pip install configparser
設定ファイルの読み込み
設定ファイルと、それを読み取るpythonスクリプトを作ってみます。
設定ファイル server.conf
[Server] HOST=127.0.0.1 PORT=23 USER=admin PASS=pass
pythonファイル main.py
import configparser # 設定ファイルのパス CONF_FILEPATH = 'server.conf' config = configparser.ConfigParser() config.read(CONF_FILEPATH, 'UTF-8') # confファイルで[]で囲った場所を指定 config_server = config['Server'] config_data = config['Data'] # confで[]の下に変数とデータを入れてる内容を取得 HOST = config_server['HOST'] PORT = config_server['PORT'] USER = config_server['USER'] PASS = config_server['PASS'] print(HOST) # => 127.0.0.1 print(PORT) # => 23 print(USER) # => admin print(PASS) # => pass print(config_data['hogehoge']) # => hoge
解説
設定ファイルを使って、サーバの情報などを取得するやり方は、
サーバなどの環境が変わる場合どこを変えればよいかとなったとき、
設定ファイルを変えるだけでいいとわかるので便利です。
設定情報はソースコードに直接書き込むより、
外部ファイルを使った方が再利用しやすいです。