複数のApp Serviceを1つのPlanに入れてよいか
App Serviceは、App Service PlanというVMの中で、.NETやPythonなどの複数のApp Serviceでサーバを立てることは可能です。
ただ、メリット・デメリットがあるため、場合に応じて使い分けるのがよいです。
複数のApp Serviceを1つのPlanに入れるメリット・デメリット
メリット
- 課金はApp Serviceではなく、App Service Planで課金されるため、コスト削減につながる。
- 複数のApp Serviceで高いApp Service Plan専用の機能を使いたいときに、1つのApp Service Planの課金で済む。
デメリット
- スペックに見合わない多くのApp Serviceを入れたり、どれかのApp Serviceで負荷がかかりすぎたりすると、Planに入ってる全てのApp Serviceが動かなくなったりする可能性がある。
- 異なるOSは選択できない。
基本的にはパフォーマンスと料金を気にしていけばよいです。
例えば、検証環境などでは、動かなくなっても問題ないため、1つのApp Service Planにまとめるなどする対応をして、コストを抑えるなどができるかと思います。
1つのApp Serviceを1つのPlanに入れるメリット・デメリット
メリット
- 他のApp ServiceのメモリやCPU消費の負荷影響を受けないため、可用性が上がる。
- 異なるOSを選択できる
デメリット
- 使用料金が高くなる
料金がいくらかかってもよいというのであれば、1対1でPlanと関連付けてもよいが、
コストを抑えるのであれば、本番環境だけ1対1にするなどの対応をした方がよい場合があります。