AngularのRouteのパスの優先順位は、Routeの設定を上から順に確認して、最初に一致したものが優先されます。その場合、後続のRouteの設定までは見ません。
優先順位について検証
間違った設定
例えば、1番目にワイルドカードのパスを設定してしまうと、どんなURLを入力しても1番目のパス設定で完結され、後続のパス設定は使わなくなります。
export const routes: Routes = [
{ path: '**', component: SecondComponent }, // 全てのパス
{ path: 'first', component: FirstComponent },
];
正しい設定
以下のように設定すれば、1番目のパス設定に該当しなかったとき、他のすべてのパスはワイルドカードで設定したものが使われるようになります。
export const routes: Routes = [
{ path: 'first', component: FirstComponent },
{ path: '**', component: SecondComponent }, // 全てのパス
];
まとめ
この動きから、細かいURL設定は先頭の方に書き、範囲が広いURL設定は後方に書くようにコーディングすべきです。