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【JSTQB対策】テスト技法のブラック・ホワイトボックス、経験ベース解説メモ

テスト技法のブラック・ホワイトボックス、経験ベース解説メモ

JSTQB FL対策として、テスト技法についてメモします。
JSTQBシラバスでは、テスト技法を、ブラックボックステスト、ホワイトボックステスト、経験ベースに分類されています。

ブラックボックステスト

まずはブラックボックステストについてまとめ。
ブラックボックステストは、内部構造を考えないテスト技法。振る舞いベースのテスト技法。

ブラックボックス技法 特徴
同値分割法 同等に処理されると想定したデータをパーティションに振り分ける技法
境界値分析 同値分割のパーティションの境界値。
0~50が有効パーティションとするなら、境界値試験をするなら、0,1,50,1でテスト。
デシジョンテーブルテスト 全ての組み合わせのテスト。
真偽値なら、項目すべての真偽値の組み合わせをテストする。
状態遷移テスト イベントに対する状態遷移のテスト
ユースケーステスト サブジェクトとアクターの相互作用のテスト。
基本、例外または大体処理、およびエラー処理

ホワイトボックステスト

ホワイトボックスは、内部構造を見てテスト。構造ベースのテスト。

ホワイトボックス技法 特徴
ステートメントテスト コード内の実行可能なステートメント(行)をテストする
デシジョンテスト IF文の判定、真偽両方をテスト。
デシジョンテストを100%にすれば、ステートメントテストも100%になる。

経験ベースのテスト

経験ベースのテストは、テスト担当者のスキルに依存したテスト。

経験ベースのテスト技法 特徴
エラー推測 エラーを予測する技法。過去のエラーや他アプリで発生した故障等から推測。
探索的テスト 事前にテストケースを定義せず。体系的にテストする。
仕様がなかったり、他のテストの補完などに効果が大きい
チェックリストベースドテスト チェックリストに従ってテスト。
様々なテストに使われるようにテストケースが作成されるため、
複数の解釈が発生しうる。
広範囲に網羅できるが、記載された内容のまま同じテストするのが困難。